「UR賃貸って安いけど、なんだかヤバそう…」「古いし、住んだら後悔するんじゃないの?」といったウワサを耳にしたことはありませんか?
実はそんなことはなく、UR賃貸には礼金や仲介手数料がいらないなど、大きなメリットもたくさんあるんです。
でも、物件によっては古かったり立地がイマイチだったりと、“ハズレ物件”もあるのが事実。
今回は「UR賃貸はヤバいと噂される理由」と、その中でも“安心して住める物件”を選ぶコツをわかりやすくお伝えします。
UR賃貸はやばいと言われる理由と本当のところ
UR賃貸は本当に「やばい」のか?
ネットや口コミで「UR賃貸はやばい」なんて言われる理由のひとつは、建物の古さや設備の老朽化が目立つ物件も多いからです。
1960~70年代に建設された物件もあり、外観がかなり年季の入った状態になっているものもあります。
でも、それらはあくまでUR賃貸の一部の話。

UR賃貸は国が運営する公的な住宅なので、家賃が急に上がったり、礼金や仲介手数料が突然必要になったりする心配はありません。
更新料や礼金、仲介手数料も不要なので、初期費用がぐっと抑えられるのもポイントです。
「やばい」と感じるかどうかは、結局、選ぶ物件次第。
築浅(建築年数が比較的新しい)やリノベーション済みの物件なら、普通の賃貸と変わらない快適さを得られることもあります。
低所得者が選ぶUR賃貸の理由

UR賃貸は保証人が不要で、入居審査の基準が「家賃の4倍以上の月収」など明確に定められているのが特徴です。
※家賃額と世帯構成によって基準月収額は異なり、家賃の4倍が常に適用されるわけではありません。
入居審査:UR賃貸住宅
基準項目 | 詳細説明 |
---|---|
収入 | 申込者本人の平均月収が基準以上であること。基準は家賃や世帯構成によって異なる。収入基準を満たさなくても、一時払い制度や貯蓄があれば入居可能な場合もある。 |
国籍 | 日本国籍またはURが定める在留資格を持つ外国籍であること。 |
同居 | 単身または同居親族がいること。 |
入居 | 1ヶ月以内に入居可能で、共同生活を円満に営めること。 |
反社 | 暴力団員でないこと。 |
もし収入が足りない場合でも「家賃の1年分以上を前払いする」といった方法や「家賃100倍の貯金を証明する」ことで審査を通過できる制度もあります。
そのため、収入が不安定な人や、親族に保証人を頼めない人でも住みやすい賃貸として人気です。
その結果、幅広い所得層や外国人、高齢者などが集まりやすくなり、「住んでいる人の生活スタイルがバラバラ」「ルールが守られない人がいる」といった声が出ることもあります。
ただ、逆に言えば、いろいろな人が集まるからこそ、多様性のある環境で生活できるのがUR賃貸の魅力のひとつともいえます。
UR賃貸での失敗と後悔の体験談
「思ったよりも駅やバス停から遠かった」「エレベーターがなく、荷物の上げ下ろしがすごく大変だった」「建物が古すぎて雨漏りが…」など、UR賃貸での後悔エピソードはネット上でもよく見かけます。
また、長年住んでいる高齢者が多い物件だと、ゴミ捨て場のルールが独特で、新参者はトラブルに巻き込まれやすいこともあります。
こういった失敗を避けるには、下見(内見)や周辺環境のチェックが超重要です。
ネットや口コミ、管理事務所への問い合わせなど、事前リサーチをしっかりしておきましょう。
安心できるUR賃貸物件の選び方

金持ちが選ぶUR賃貸のポイント
「え?お金持ちでもUR賃貸に住むの?」と思うかもしれませんが、意外と選んでいる人もいるんです。
理由としては、礼金・更新料が不要で長く住むほどお得感が増すから。
また、管理がしっかりしている物件だと設備や修繕にお金をかけてくれて、快適に過ごせるメリットがあります。
そんな“お金持ち”目線でUR賃貸を選ぶポイントは、以下の3つです。
- 立地重視
駅チカや生活利便施設(スーパー・病院・学校など)が整ったエリア - リノベーション済み
内装や設備が新しく、古い印象をあまり受けない - 管理体制の良さ
共用部分の清掃が行き届いていて、何かあれば管理事務所がすぐに対応してくれる
さらに、タワーマンションタイプのUR賃貸では、都心でのアーバンライフを求める方にも魅力的です。
高層階からの眺望を楽しみながら、礼金不要のコストパフォーマンスを得ることができます。
住んでみた人のリアルな体験談
実際にUR賃貸に住んでいる友人に聞いたところ、メリットとしては「家賃が長期間安定していて助かる」「敷金はかかるけど、礼金や仲介手数料がないから引っ越し時の初期費用が安く済む」の声が多かったです。
一方で「築年数の古い物件は断熱性が低くて、冬が寒い…」「エレベーターがないので4階以上は大変」「自治会のルールが厳しくて息苦しい」といったデメリットも。
これらは物件ごとに大きく差があるので、内覧時や契約前に細かく確認することが大切という話でした。
最近では、耐震性や断熱性が改善されたリノベーション物件や、ペット共生型住宅が選ばれるケースが増えています。

こうした物件は住みやすさが向上しているため、特に人気です。
UR賃貸の裏ワザを活用する方法
- リノベーション物件を狙う
URの中にはリノベーションされて、キッチンやバスルームが最新仕様になっている部屋があります。
築年数は同じでも、中は見違えるほど新しくなっているので要チェックです。 - URの営業センターで修繕計画を確認する
大規模修繕の予定や、すでにリニューアルが入っているかどうかを聞いておくと、老朽化によるトラブルを回避しやすくなります。
外観が古そうでも、これから直す予定なら住みやすくなることが期待できます。 - ゴミ置き場チェック
住民の民度を見るうえで意外と大事なのがゴミ置き場。
ゴミが散乱していないか、分別ルールが守られているかを見ることで、その物件の雰囲気がある程度わかります。 - 複数物件を比較
URは物件ごとに特徴がかなり違うので、最低でも2~3件は内見をして、自分の生活スタイルに合うかどうかを比較するのがベターです。 - DIY可能物件を選ぶ
「自分らしい住まいを作りたい」と思う方には、URのDIY可能物件が魅力的です。
壁紙の張り替えや棚の設置など、自分でアレンジが可能な部屋を選ぶことで、満足度の高い住まいを実現できます。 - 特別割引制度を活用する
例えば、二世帯が近くに住む場合の近居割や、35歳以下を対象としたU35割など、ライフステージに応じた割引制度を積極的に活用することで、さらにお得に住むことができます。 - 周辺環境をしっかり確認
実際に住むエリアの治安や交通アクセス、近隣の騒音状況などもチェックポイントです。
特に子育て世帯や高齢者の場合は、公園や医療施設が近くにある物件が安心です。
UR賃貸は初期費用の負担が軽く、管理が行き届いている点が大きな魅力。
裏ワザや活用術を駆使することで、快適な住環境を手に入れられるでしょう。
>> UR賃貸住宅 <<
まとめ:UR賃貸はやばいのか?安心できる物件の見つけ方

UR賃貸には「古い・不便・住人の民度が心配」といったマイナスイメージがありますが、物件の見方次第ではすごくお得な物件もたくさんあります。
礼金や更新料が不要で、家賃も安定しているので、長く暮らす予定の人にとってはメリットの大きい選択肢です。
実際にリノベーション物件や築浅物件なら、ふつうの民間賃貸と比べても住み心地が遜色ない場所もたくさんあります。
UR賃貸の選び方を振り返る
- 立地と周辺環境を最優先
駅からの距離やスーパー・病院など生活利便施設が充実しているかをしっかりチェックしましょう。 - 管理体制と大規模修繕の予定をチェック
管理事務所に問い合わせたり、実際に共用部分やゴミ置き場を見たりして“どれくらい手が届いているか”を確認します。 - リノベーションや築浅物件を狙う
できるだけ設備が新しい物件を探すことで、古さによるトラブルを回避できます。 - 住民の口コミを調べる
ネットの評判や近所に住む人の声、内見時の雰囲気を頼りに、住みやすいコミュニティかどうかを見極めます。
「UR賃貸はヤバい」と決めつけてしまうのはもったいないです。
注意点を押さえて、自分に合ったUR物件を選べば、家賃の安定性や費用面でのメリットを存分に得られるはずです。
ぜひ、一度はUR賃貸も候補に入れてみて、じっくり比較検討してみてくださいね。