一人暮らしってなんとなく憧れがあったり、自由なイメージがありますよね。
でも、いざ始めるとなると家賃や生活費が心配で「手取り20万でやっていけるのかな…?」と不安に思う人も多いと思います。
実は手取り20万でもやりくり次第で楽しい一人暮らしは可能です。
今回は、生活費の内訳から物件選びのポイントなど、コスパ最強の一人暮らし術を紹介します!
手取り20万で一人暮らしは本当にきついのか?

生活費の内訳|家賃・食費・光熱費など
手取り20万で一人暮らしする場合、まず家賃は月収の3割以内(目安として6万円くらい)に抑えるのがよく言われる話です。
そこに食費、光熱費、通信費、雑費などを合わせると、合計でざっくり12〜14万円ほど使う人が多いです。
家賃6万円、食費3万円、光熱費1万円、通信費1万円、その他1〜3万円というイメージですね。
でも、ここで落とし穴があります。
友人と飲みに行ったり、ちょっとした趣味にお金を使うと、あっという間に予算オーバーになることもあるんです。
さらに、病気やケガなどで急な出費があると生活費のやりくりに苦労します。
つまり、きついかどうかは自分の生活スタイル次第ってところが大きいです。
生活費の内訳
34歳以下の一人暮らしにかかる生活費の内訳(2021年の1カ月平均)は以下の通りです。
項目 | 平均金額 |
---|---|
食費 | 35,801円 |
家賃 | 34,918円 |
水道光熱費 | 7,540円 |
通信費 | 6,882円 |
交通費 | 3,741円 |
趣味娯楽・交際費 | 27,942円 |
その他 | 38,748円 |
合計 | 155,572円 |
参考リンク ▶ 総務省統計局「家計調査(単身)勤労世帯」(2022年)
参考リンク ▶ 一人暮らしの生活費の平均は?出費を抑えるコツや始めやすい貯蓄方法も紹介
東京での一人暮らしは可能?地方との違い
東京だとやはり家賃が高いので、手取り20万で都心の駅チカ物件を選ぶと負担が大きくなります。
でも少し郊外に目を向ければ、家賃6万円以下でも選べる物件が増えてきますし、その分通勤に時間がかかってしまうことはあるものの、部屋は広めだったりします。
地方の場合は家賃相場が下がるため、同じ6万円でもかなり快適な物件が見つかることが多いです。
築年数が古めでもリノベーションされてきれいになっている部屋もあるので、家賃と部屋のクオリティをしっかり比べられるのが地方のメリットですね。
車持ちだとさらに厳しい?維持費を考える
車を持つと、駐車場代、ガソリン代、保険代、車検費用など、毎月&年単位での出費が一気に増えます。
特に都市部の駐車場代は高いので、車を使う頻度や移動手段を見直して、カーシェアやレンタカーをうまく活用した方がコスパが高い場合もあります。
車持ちの友達に聞くと、「維持費考えたら電車で充分だった…」と後悔してる人もけっこういるので、必要性をよく検討するのがおすすめです。
手取り20万で「余裕ある生活」はできるのか?
結論からいうと、やりくり次第で余裕ある生活はできます。
でも、いわゆる「高級レストランでディナー三昧」みたいな生活は難しいでしょう。
外食を減らして自炊を増やしたり、スーパーの割引セールを活用したり、光熱費を節約して少しでも貯金に回す工夫が必要です。
知人で手取り18万円の人もいますが、地方の家賃5万円ほどのところに住んで無理なく生活しています。
ネット回線は格安スマホのテザリングでまかなっていたり、「業務スーパー」でまとめ買いをして食費を大幅に抑えたり工夫しているみたいです。
コスパ最強の物件選び術|一人暮らしを快適にするコツ

家賃を抑えるポイント|エリア・築年数・間取りを見極める
物件探しではエリア選びがかなり重要です。
有名な繁華街の近くや超人気の駅だと、同じ条件でも家賃が1〜2万円高くなることがあります。
少し歩いたりバス利用が増えたりするけど、駅から離れるだけで家賃がガクッと安くなるケースは多いです。
築年数が古いと敬遠しがちですが、実は大規模にリフォームされていたり、設備が意外と新しかったりすることもあるんです。
内見のときに水回りや壁の状態をちゃんとチェックすれば、掘り出し物を見つけられるかもしれません。
女性の一人暮らしにおすすめの条件とは?
女性の場合、防犯面が気になりますよね。
オートロック付きやモニター付きインターホンがある物件を選ぶと安心感が違います。
さらに、部屋の立地も重要で、人目が多い大通り沿いだと夜でも明るいので安全度が高いです。
防犯カメラがどのへんにあるか確認しておくのもポイントです。
あと、窓やドアの鍵が二重になっている「ディンプルキー」というタイプはピッキングに強いと言われてます。
駅から家までの道に街灯が多いかどうか、帰り道が暗すぎないかなどもちゃんと下見しておきましょう。
初期費用をできるだけ抑える裏技
物件を借りるときには敷金・礼金・仲介手数料などが必要になることが多いです。
でも、最近は「敷金礼金なし」の物件も増えていますし、仲介手数料が半額や無料になるところもあります。
さらに不動産屋さんを直接回るだけじゃなく、知り合いの大家さんから直接借りると仲介手数料がかからないなんてケースもあるんです。
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また、新築物件だとキャンペーンで礼金なしになっていることがあったり、フリーレント(最初の1〜2ヶ月分の家賃が無料になる制度)が付いている場合があります。
タイミングによって初期費用を大幅に抑えられるので、ぜひチェックしてみてください。
さらに、「費用を抑えつつも、できるだけ条件の良い物件を見つけたい!」という方には、不動産屋の活用がカギになります。
特に、シェアハウスを視野に入れると、家賃や光熱費をグッと抑えられることも。
おすすめの不動産屋はこちら
👉 シェアハウス初心者必見!東京で安心して住めるおすすめ物件例と選び方
また、引っ越し費用も見落とせません。物件を選ぶ際に「初期費用が安くても、引っ越し費用が高くついた…」とならないよう、一括見積もりを活用するのも賢い選択です。
家賃補助や公的支援を活用する方法
会社が福利厚生で家賃補助を出していることもあるので、まずは自分の職場に制度がないか聞いてみましょう。
公的支援としては「住宅確保給付金」など、失業や収入減少時に家賃補助が受けられる仕組みもあります。
知らなかったらもったいないので、自治体のサイトや役所で確認してみてください。
UR賃貸という選択肢もあります。
敷金こそあるものの礼金や更新料が不要で、初期費用が意外と安く済むことがあります。
場所によっては大手不動産より割安なケースもあるので、視野に入れてみるといいですよ。
【まとめ】手取り20万で一人暮らしはきつい?賢く選べば快適に暮らせる!

手取り20万円で一人暮らしはきついかどうかは、「生活スタイル」と「物件選び」で大きく変わってきます。
家賃を抑えたり、裏技を使って初期費用を減らしたり、自炊やセール活用で食費を賢く管理すれば、無理なく趣味や貯金に回すお金も作れます。
東京の人が「地方ならもっと余裕なのに…!」と驚くこともあるように、どこで暮らすかによっても大きく変わります。
大切なのは、自分が本当に必要な条件を明確にしてムダを省くこと。
華やかな都会の真ん中じゃなくても、お得感満載のエリアはたくさんあります。
自分にぴったりの物件とライフスタイルを見つけて、楽しく充実した一人暮らしを叶えましょう!